耳の病気とひとことで言っても、実にいろいろな種類の病気があります。では、主な耳の病気というのは、いったいどういう病気なのでしょうか。

母はめまいだけではなく、吐き気や嘔吐が激しかったのですが、そういった場合には制吐剤という薬を用います。これによって、だいぶ嘔吐感がなくなり、落ち着いてきたようでした。

また、内リンパ水腫のような病態に対しては、水腫を軽減する薬剤として利尿剤系統の薬が多く用いられます。私の場合もこの薬が処方されたのですが、その中でもとくにイソソルビドと呼ばれる薬は、一般的に広く用いられています。

さらに、内耳感覚細胞や内耳神経の活動を正常化させるという目的で、ビタミン剤や抹消血流改善剤などが用いられます。

母は、このよな薬物による治療によってメニエール病の症状をかなり抑えることができたのですが、症状がひどく、薬物治療でめまい発作が抑制できずに社会生活に支障をきたすような場合や、聴力悪化の傾向が強い場合には、外科的療法が用いられます。現在最も広く行なわれているメニエール病の手術は、内リンパ嚢減荷術と呼ばれる手術です。

メニエール病というのは、内耳の病気ですので、生命に危険をおよぼすことはありません。病気が進行し過ぎないうちに早期の診断と治療を始めることによって、メニエール病の振興を食い止め、治癒させることが可能です。しかし、メニエール病は病気が深刻化してしまうと、めまいと難聴が悪化して、日常生活に支障をきたす可能性もでてきますので、少しでも疑いがあると思ったら、早めに検査をしましょう。

© 2006-2008, omimi.info
All Rights Reserved